英語ができる人の特徴10選【後編】

英語学習全般

前回の続きです。

特徴⑧ 英語の資格試験など具体的な英語学習目標を設定している人

TOEFLやTOEICで目標スコアを設定して英語を勉強しているとか、英検○級合格とか、英語の資格試験などで具体的な目標を設定している人には、英語ができる人が多いです。

具体的な目標を持って英語を学んでいる人たちは、学習意欲やモチベーションが高く、英語学習が毎日の習慣となっている人がほとんどです。

そして、たとえ現時点では英語力がそれほど高くない人であっても、具体的な目標を設定して毎日コツコツと英語を勉強しているのであれば、近い将来、ふと気づいた時には、英語ができる人になっているはずです。

特徴⑨ 純粋に英語好きな人

中学・高校時代に英語が好きで得意科目だったというタイプの人、または、人生のある時点で何らかのきっかけで英語学習にハマった人などは、英語好きが高じて留学や海外就職をする人も多いですし、日本国内でも英語を使える仕事に就く傾向が高く、その結果、かなり英語ができる人になることが多いです。

このような人たちにとっては、英語学習は「苦痛なもの」や「苦行」ではなく、「趣味」や「娯楽」なので、なるべくして英語ができる人になります。

まさに「好きこそものの上手なれ」です。

特徴⑩ 英文を読む / 英語を聴くことを習慣化している人

洋書や英文のニュース記事を読むことや、英語のポッドキャストやオーディオブックを聴くこと、英語の映画・ドラマ・海外ニュース番組を視聴することを習慣化している人は、英語ができる人が多いです。

英文を読む、英語を聴くことを習慣化している人たちは、例えば、洋書やニュース記事や海外ドラマといったコンテンツを通して、日々、未知の単語やネイティブ的な表現・言い回しに出会い、様々な英語話者の発声・発音・アクセントを聴くことによって、徐々に英語の語彙が増えていき、英文を読む速度が上がり、リスニング力が鍛えられていきます。

もっとも、これらのコンテンツを英語学習に取り入れることができる人の多くが、既に英語中級・上級レベルにあるのですが、初級レベルの人であっても、例えば、原書を英語学習者向けに読みやすく書き直している洋書シリーズや、子供向けアニメ映画など、自分のレベルに合ったコンテンツを探し、選ぶことによって、英語学習に取り入れることは可能です。

まとめ

前々回、前回、今回と3回にわたって「英語ができる人の特徴」について書いてきましたが、実際のところ、「英語ができるようになりたい!」と思って勉強を始めても、ダイエットと同じように、何度もチャレンジしては挫折を繰り返しているという人も少なくないのではないでしょうか?

そもそも、日本語と英語は、言語的な共通点が少ない、かけ離れた言語なので、日本人が英語を習得するためには膨大な時間が掛かって当たり前であるという事実をしっかりと認識することが超重要です。

これは「逆もまた真なり」で、英語圏の人たちにとって、日本語は習得が最も難しい(=習得に最も時間が掛かる)言語の一つとされています。

英語との比較で、他の外国語を習得するということを考えたとき、日本人にとっては、文法が9割ぐらい同じである韓国語の方が習得に掛かる時間は圧倒的に少ないと言われています。

また、中国語を学ぶ場合、漢字を使う日本人は、他の国々の人よりも、同じ漢字文化圏という一点においては断然有利だということは、誰の目にも明らかでしょう。

日本の義務教育において、第一外国語として、英語が教えられているだけであって、そもそも言語学的な観点から考えれば、日本人にとって、英語の習得に時間が掛かるのは、当然のことなのです。

この事実を知れば、「自分はいくら勉強しても英語ができない」とか「自分には語学の才能がない」などということはあり得ないとご理解いただけるでしょう。

つまり、多くの日本人が英語が出来るようにならない大きな原因の一つは、「単に英語を習得するために必要とされる学習時間に、実際の学習時間が圧倒的に足りていない」ことなのです。

その他の大きな原因として、日本の英語教育システムの問題があげられますが、この問題について批判したり、考えたりしたところで、あなたの英語力が向上するわけでもないので、ここでは論じません。

そして、日本人が英語が出来るようにならない、もう一つの大きな原因は、(少なくとも今の日本において)大多数の日本人にとっては、英語ができなくても、日常生活を送る上で困ることがない(=影響がない)ことです。

もちろん、英語ができることによるメリットは沢山ありますが、逆に英語ができないからといって、日本で普通に暮らしていて困ることはほとんどないですよね?

普通に生活していて困らないのであれば、多くの日本人にとって、習得に膨大な時間が掛かる英語を、慌ただしい毎日の中で時間を確保してまで懸命に勉強する必要性がありません。

ですから、本記事で取り上げた「英語ができる人の特徴」の中でも、「英語を学ばざるを得ない人」というのは、文字通り、英語を習得できるか否かが自分の生活における死活問題となっているので、英語を学ぶモチベーションが圧倒的に高く、当然ながら英語を必死に学ぶので、その結果として、いつしか「英語ができる人」になっているのです

以上、私が実際に出会ってきた「英語ができる人の特徴」について書きましたが、それと併せて、上述のとおり、多くの日本人が英語ができるようにならない主原因としてあげた、①英語と日本語がかけ離れた言語であり、日本人にとって習得が難しい(=習得に時間が掛かる)言語であるにもかかわらず、学習時間が圧倒的に足りていないこと②大多数の日本人にとっては英語ができなくても生活に困らないこと、この2点を心に留めていただくことで、「頑張って勉強しているのに英語がなかなか上達しない」と壁にぶち当たって思い悩んでいる人が「自分の今までの学習方法や努力の方向性など何か変えるべき点はないか?」と、今までの自身の英語学習を振り返って冷静に考え直し、改善するヒントになれば幸いです。


An ill-marriage is a spring of ill fortune.
悪い結婚は不幸の源泉である(悪妻は百年の不作)

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