英検2級攻略法 ― その9(まとめ)

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英検

【本記事の対象英語レベル:TOEIC390点以上;英検準2級以上】

当ブログにおける英語レベルの定義についてはこちらをご確認下さい。

英検2級攻略法の第9回目です。

前回まで8回に渡り英検2級攻略法を書いてきましたが、今回が英検2級攻略法の最終回(まとめ)になります。

英検2級対策の学習教材・学習法(まとめ)

英検2級対策の学習教材については、個々人の現在の英語レベルによりますが、ある程度の基礎力がある方なら、英検2級用の単熟語帳過去問 or 予想問題集を各1冊で十分でしょう。

あれこれ色々な教材に手を出すよりも、最低限必要な教材で繰り返し勉強した方が、経済的、且つ、効率的です。

その上で、突出して苦手なパートがある人は、前回までの記事でご紹介していますが、そのパートに特化した問題集を併せてやることをおすすめします。

以下のとおり、受験者の現時点のレベル別に学習方法と学習プランをまとめました。

まずは、英検の公式サイトから過去3回分の過去問が無料でダウンロードできるので、どれでもよいので1回分をダウンロードして、制限時間を測って、試験本番と同様に解いてみましょう。

英検公式サイト(2級の過去問・試験内容)

自己採点をしたら、以下のどのレベルに該当するかご確認下さい。

① 正答率65%以上

過去問を解いてみて、最初から合格点前後の点数が取れるのであれば、英検2級用の単熟語帳過去問 or 予想問題集を一通りやって、それ以外は普段のご自身の英語学習を継続すれば、一次試験には高確率で合格できるでしょう。

但し、英作文は自己採点ができないので、「英作文をほとんど書いたことがない」、または「英作文は苦手」という方は、英作文の対策学習は必要です。

英検2級の過去問 ・予想問題集と単熟語帳については、以下の記事で詳述していますので、参考にして下さい。

英作文対策学習については、以下の記事をご参照下さい。


② 正答率50%以上65%未満

過去問を制限時間内で問いてみて、正答率が50%以上であれば、是非とも一発合格を目指しましょう。

このレベルの方も使用する参考書・教材は、上記の「正答率65%以上」の方と同様のものになります。

既に英語の基礎力はあると思いますので、英検2級レベルの単熟語帳で、「単語・熟語を覚えること」と「英作文対策」に重点を置いて学習すれば、劇的に得点アップする可能性があります。

その理由としては、以下の記事で書きましたが、英検2級においては、大問1(語彙問題)と大問4(英作文)の比重が高く、語彙問題と英作文で高得点を取ることができれば、他はそこそこの出来でも容易に合格点に到達できるからです。

従って、このレベルの方は、とにかく単熟語帳を何度も繰り返して、できる限り多くの単語・熟語を覚えてしまうことと、しっかりと英作文対策をすることが、合格への近道となります。

英検2級レベルの単語は語彙レベルがそれほど高いわけではないので、単語を覚えること自体はそれほど大変なことではないと思います。

学習プランとしては、「単語・熟語を覚えること」と「英作文対策」に重点を置きます。

そして、それらと並行して、過去問 or 予想問題集を制限時間内で解き、毎回着実に点数が伸びているかどうか、どのパートの問題が苦手なのかをチェックします。

もし、「長文読解問題」または「リスニングテスト」が苦手で、単熟語帳と過去問・予想問題集と英作文対策以外にも手を伸ばす余裕があるのであれば、苦手パートに特化した問題集を追加でやることをおすすめします。


③ 正答率50%未満

過去問を解いてみて、正答率が50%に満たない方は、英語の基礎力が十分ではないので、まずは「単語・熟語」と「文法」の勉強から始めて、基礎固めをすることが必要です。

「単語・熟語を覚えること」と「基礎文法をしっかりと学ぶこと」によって、英語の基礎固めをしつつ、過去問や予想問題集を解いて、得点の伸びをチェックしながら、合格を目指すといった学習方法・学習プランをおすすめします。

英検2級対策の「単語・熟語」と「文法」の学習については、以下の記事をご参照下さい。

それから、いつまでに合格したいのかを決めて勉強することをおすすめします。

その理由は、英検に限ったことではなく、何事においても明確な目標とそれを達成するまでの期間を設定することで、「モチベーション」と「集中力」が上がるからです。

ある程度、単語・熟語を覚えることと文法学習が進んだら、過去問 or 予想問題集を制限時間内に解いて、その時点での実力を測定します。

その採点結果をもとに、単語・熟語を覚えることと文法学習は継続しつつ、次のステップとして、苦手パートの対策学習に着手して下さい。

各パートの対策学習については、以下の記事をご参照下さい。


まとめ

① 時間配分

時間配分は大変重要です。

英検2級の筆記試験(85分)の時間配分の目安については、様々な英語スクールのサイトやブログ等を拝見したところ、大体以下のような範囲に収まっていました。

【時間配分の目安】
大問1(語彙・文法問題):10分〜20分
大問2(長文読解問題):12分〜20分
大問3(長文読解問題):25分〜30分
大問4(ライティング問題):25分前後
見直しとリスニングの選択肢先読み: 5分

私も上記の時間配分は妥当だと思いますが、これはあくまで目安です。

人それぞれに得意不得意分野を含め、個人差がありますので、結局のところ、実際に過去問や予想問題を解いた上で、自分にとっての最適な時間配分を自分自身で導き出す必要があります。

極端な話、過去問を何回分か解いてみたところ、毎回かなり時間が余るという人にとっては、時間配分を気にする必要はほとんどありません。

一方、見直し時間が取れないぐらい制限時間ギリギリまで解答に時間がかかる人や制限時間内に解き終わらない人にとっては、時間配分の良し悪しが合否に大きく影響します。

特に大問4(ライティング問題)については、配点の比重が大きいので、絶対に時間内に書き終える必要があります。

どうしても制限時間内に筆記試験が解き終わらないという人は、最初、もしくは、大問1の次に大問4に取り掛かり、そのために時間が足りなくなって解き終わらない長文読解問題の残り数問は、適当に塗り絵(マーク)してしまうのも一つの方法です。

それから、筆記試験を制限時間内に解き終わった場合の「見直し」と「リスニングテストの選択肢先読み」についてですが、「見直し」は、マークミスがないかどうかのチェックのみにとどめて、「リスニングテストの選択肢先読み」により多くの時間を使うことをおすすめします。

理由は、ただ単にその方が得点アップにつながる可能性が高いからです。

尚、以下のリンクの情報のとおり、2024年度より英検の問題形式が一部変更される予定となっているため、2024年度 第1回検定以降の受験からは、時間配分も変える必要があります。

2024 年度(予定)より実用英語技能検定(英検)の問題形式 一部リニューアルのお知らせ


② 体調管理

勉強以外の点になりますが、試験当日に体調が悪いと、メンタル面にも悪い影響を及ぼしますし、当然ながら普段通りの実力が出せません。

試験日が近づいてきたら、体調管理には特に気を付けて下さい。

試験前日は十分な休息と睡眠を取ることをおすすめします。


③ 最後に

個人的には、英検2級合格というのは、英語学習をずっと続けていこうと思っている人にとっての第一関門突破のようなものだと考えています。

「大学入試に利用するため」とか「履歴書の資格・特技欄を埋めるため」といった理由で、「とにかく英検2級に合格できさえすればそれでよい」という方は別として、英検2級合格後も英語学習を続けていくつもりであれば、小手先のテクニックや裏技的なものに頼るのではなく、しっかりと勉強して、合格をつかみ取るべきだと思います。

特に「英検2級に合格したら、次は英検準1級合格を目指すぞ!」と考えている方には、英検2級はギリギリ合格ではなく、高得点で合格するつもりで勉強することを強くお勧めします。

理由は、準1級に合格することは、英検2級合格と比べて、はるかに難しいからです。

特に英検準1級と英検2級では、語彙レベルが格段に違います。

英検準1級合格には7,500~9,000語程度の英単語が必要だといわれています。( 2級は4,000~5,000語程度)

しかし、英検2級合格者の中でも上位合格するような人であれば、語彙問題以外のパートで合格点を取ることはそれほど難しくないので、準1級レベルの語彙さえ覚えてしまえば、比較的短い学習期間で英検準1級に合格することも可能です。

また、残念ながら英検2級に不合格となってしまった場合ですが、その際はあまり落ち込まず、できるだけ早く気持ちを切り替えて、合格するまで諦めずにチャレンジし続けることをおすすめします。

アメリカの思想家・教育者エルバート・ハバード(Elbert Hubbard)は、次のような名言を残しています ― “There is no failure except in no longer trying.”(挑戦を止めてしまわないかぎり、失敗などない)、と。


【独学での合格が難しいと思われている方へ】

当ブログ記事では、独学での英検2級合格のための学習方法をご紹介していますが、自分で学習計画を立てて独学で英検2級に合格する自信がない人や、今まで複数回受験したけれども合格できないという人は、英検対策のスクールやオンライン講座などのサービスを検討するのも宜しいかと思います。

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表紙で書物の中身を判断することはできない(あの声で蜥蜴食らうか時鳥)


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